アルケッジョへようこそ!
<お知らせ> 現在、アマチュアオーケストラなどで楽しまれている経験者の方で、デュオを楽しみながら、美しい音を鳴らせるようになりたいという方を特に募集しております。20曲ほどの美しいデュオ曲(ソナタ・協奏曲)を難易度別に配列して、アンサンブル用に用意することができました。ステップに沿ってレベルアップすることができます。
ヴァイオリンという楽器を美しく奏でたい、そんな思いのある方といっしょに研究したい、という思いで「アルケッジョ」を開いています。
ヴァイオリンという楽器の魅惑的な音色に魅せられ、特に音色を奏でる「弓」の扱い方(これを英語で<bowing>といいます。)、奏法についての研究を行っています。
アルケッジョ(archeggio)とは「弦を扱う術、弓術、bowing」のイタリア語です。
楽器の演奏を武術のような「心技体」で考えると、ヴァイオリンはどうしても「テクニック」の「技」に注目が行きます。しかし、まずは歌手や吹奏楽器のような「身体」が基本です。身体から音を出しているのです。ヴァイオリンの演奏にも、身体の「体」、そして何よりも、その音を奏でる「心」へと目を向けることが大切だと考えています。
400年以上の歴史があるヴァイオリンは、楽器を作る職人、作曲家、演奏家、この楽器に魅せられた人々とともに発展してきました。その中で「弓道、弓術」ともいうべき音色をもったマエストロ(=大家)たちが活躍した時代がありました。同じ楽器なのに、はっきりと違う音色をもったマエストロたちです。
アルケッジョでは、名演奏家の中でも特にフリッツ・クライスラーやジャック・ティボー、ウィリアム・プリムローズといった心に沁み入る音色をもったマエストロを理想としています。そんな彼らのような豊かな音色を奏でられるよう、さまざまアイデア、オリジナル道具をちりばめながら学ぶ「オモシロ道場」を開いてます。
美しい名曲の数々を自分で奏でたり、名曲、名演奏の美しさを感じる心が養われれば、楽しいときや安らぎのひとときはもちろん、人生の中での辛い、悲しい瞬間にも、音楽がその助けとなり、あなたの人生はより一層豊かなものになるでしょう。