ヴァイオリンへの誤解
ヴァイオリンを習うとなると、はじめにいろんな疑問や不安があることと思います。このページでは「ヴァイオリンに関する5つの誤解」というテーマでそうした素朴な疑問に答えていきます。
Q1. ヴァイオリンは高くて良い楽器を買わないといい音がしないのでは?
A1. そんなことはありません。何百万円もする楽器でも、イマイチな音色の楽器もありますし、相性もあります。一番は鳴らす人の腕、心、次第だということです。廉価な楽器でも、美しい音色で奏でて「それは高い楽器?」なんて言われたら痛快ですよね。アルケッジョは、まさにどんな楽器でも美しく鳴らす弓の奏法(=archeggio)を追求していきます。
Q2. 難しそうで、大人から習うのではもう遅いのでは?
A2. 子どもには戻れませんが、いくらでも方法があります。プロになるためには、幼少期からの厳しい鍛錬が必要でしょうが、大人からでも上達の余地が無限にあるのです。それに上達を目指して練習すること自体が楽しいので、遅いとか早いというのはナンセンス。ジョギングを始めるのに遅い早いがないように、音楽も今日こそがその第一歩だと思います。
Q3. 楽器が高そう、高い楽器を先生に買わされそう。
A3. 10万円以上もするようなヴァイオリンが、ヤフーオークションで2,3万円ぐらいから手に入るようになり、中古で良い楽器が安く出回っており、マージン目当ての楽器の斡旋はしません。また、レンタル用に楽器を10台ほど準備しています。
Q4. 家で練習できる環境がなさそう。近所迷惑、家族迷惑になりそう。
A4. ヴァイオリンにも「弱音器」や「消音器」というものがあり、楽器に取り付けると小さな音になります。隣の部屋にもほとんど聴こえません。また、部屋の工事をしなくても簡易的な防音パネルもありますから、工夫をすればいくらでも練習環境が作れるでしょう。ご相談ください。一緒に考えていきましょう。
Q5. 子どもだと成長に合わせ小さい楽器から大きい楽器へ買い続けなくてはいけないのでは?
A5. 子ども用の楽器は「分数ヴァイオリン」といわれ、16分の1、10分の1、8分の1、4分の1、2分の1、4分の3、そのあとにフルサイズ(大人用)があります。アルケッジョでは分数ヴァイオリンをレンタルもできます。