Kim Roman(キム・ロマン)
100年に一人の天才とか、神童といって騒がれる人は、ヴァイオリンの世界でも結構ありますが、その中でも抜きんでた存在がいます。それがこのKim Roman(キム・ロマン)というカザフスタン出身のヴァイオリニスト。
日本ではまったく無名だと思いますが、私はたまたまYouTubeで聴いて以来、虜になっています。これまでいろいろと見たヴァイオリニストでも、これは一世を風靡するほどの逸材ではないかと思われます。
ただアクロバティックに上手とか、鮮やかなテクニックとか、パフォーマンスがうまいとか、そういうレベルを遥かに凌いで、ただただ唖然とするばかりの演奏です。テクニックのある演奏家でも、ため息が出るんではないでしょうか。ここまでヴァイオリンと一体化して弾けるものなのかと感心します。
彼の演奏を2つだけご紹介しておきます。ご覧ください(作曲、編曲もみごとです)。
Paganini i Palpiti
Paganini God save the King
キム・ロマンのWebサイトはこちらです。