ヴァイオリンと四股(しこ)

ヴァイオリンと四股(しこ)Futabayama dohyo-iri 002

相撲の基本動作に四股(しこ)というものがあります。ヴァイオリンで太くて美しい音を出すための姿勢として基本になるのが、相撲にも通じる腰の構えにあることがわかってきました。

ただ四股を踏むといっても、日本人の誰もが知っていながら、ほとんどの人が姿勢すらとれないのが、四股です。なかなか奥深いものがあるなと思っています。

元相撲力士の一の矢さんや、元横綱の貴乃花も本やDVDを出して、四股の重要性を説かれています。ダイエットにも効果的ということで、これからさらに注目されるのではないでしょうか?

この四股ですが、なんといっても美しいのは昭和の大横綱・双葉山(上写真)です。双葉山は、少年の頃からの船乗りで鍛えた柔らかくて強靭な足腰で「二枚腰」ともいわれたのですが、土俵入りの姿勢、ラクラク腰を落とした蹲踞(そんきょ)の姿勢などもほれぼれします。

じつはヴァイオリンにも四股を取り入れて、レッスンでも取り入れています。お腹に力を入れて、四股で少し腰を落としながらヴァイオリンを鳴らすと、響きが変わるので。それは歴然とした違いがでます。下腹部へ力が入ることで状態の力が抜けるからでしょうか。

ヴァイオリンと相撲、何の共通項もないようですが、私は大いに参考にしたいと思っています。